下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)
下部消化管内視鏡検査は
79歳までが対象です

下部消化管内視鏡検査とは、一般に「大腸カメラ」と呼ばれている検査のことで、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの全大腸(一部小腸)を調べて、炎症、大腸ポリープ、大腸がんの有無などを診断することができます。検査の際には必要に応じて、大腸ポリープを切除したり、組織の一部を採取(生検)したりします。内視鏡で行う治療には内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)や内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などがあります。
大腸がんのほとんどは良性の大腸ポリープから発生します。そのため、良性のポリープの時点で切除することが大腸がんの予防につながります。また、大腸がんはかなり進行しないと自覚症状が現れにくいという特徴があるため、早期発見のためには症状のない段階から定期的に大腸内視鏡検査を受けることが有効です。
当院では大腸内視鏡検査に対する「つらい」「苦しい」「痛い」「恥ずかしい」というイメージや検査に対する不安を解消できるような環境をめざし、1人でも多くの方に定期的に大腸内視鏡検査を受けていただき、地域の方々の大腸疾患の早期発見と治療に貢献したいと考えています。健康診断で便潜血反応陽性になった方、あるいは日ごろから便や腸などに不安がある方は、お気軽にご相談ください。
鎮静剤(静脈麻酔)を使用して検査を受けることも可能です。鎮静剤を用いた内視鏡検査の大きな目的は「不安」や「苦痛」の軽減です。ご希望の方はお申しつけください。
検査後のお腹の張りによる苦痛を軽減するため、空気に比べて腸管内で速やかに吸収される(空気のおよそ200倍)炭酸ガスを用いて検査を行っています。これにより検査後の苦痛を大幅に軽減することが可能となります。
※炭酸ガスは体内に吸収され、速やかに排出されます。
検査中に大腸がんのもととなるポリープを発見した場合、精度の高い診断を行いながら必要に応じてその場で切除します。腫瘍性ポリープには良性の大腸腺腫と悪性の大腸がんがあり、大腸腺腫は大きくなるほどがん化率が高まると考えられています。つまり、発がんリスクのあるポリープを早めに切除することが大腸がんの予防につながります。また、大きいほど切除が難しくなるため、10ミリ以下の小さいうちに切除したほうが安全性も確保できます。大きなポリープや切除後の出血リスクが高い場合は、連携先の病院やご希望の病院に紹介させていただきます。
まず、受診してください。
診察後に検査の予約となります。普段検査や病院受診をされていない方には、必要に応じ、大腸カメラ以外の検査もお勧めすることがあります。(強制ではありませんが、御本人が気になっている箇所以外に病気が隠れているかもしれません。)
当日の検査が楽に受けられるように、検査の7日前から便を柔くするお薬を服用していただきます。
検査前日の食事は朝・昼・夜、検査用の食事を食べて頂きます。
前日の夜に300mlの下剤を服用していただきます。
当日は来院の3時間前(遠方の方は距離に応じて)より480mlの下剤と水1Lを服用し、大腸内の便がきれいに洗い流されたら来院します。
受付後、待合室でお待ちください。
看護師がお着換えに案内します。
血圧を測定し、記載いただいた問診の内容を確認します。
※順番でお呼びするため、待ち時間がある場合もございます。
鎮静剤や痛み止めを投与するための点滴を始めます。※鎮静剤等を使用されない方も、もしもの気分不良等に備え点滴をします。
医師から検査前の説明があります。
検査室に入り、本人確認後、鎮静剤等の注入を行い検査を開始します。
一番奥の盲腸までたどり着いたら、観察をしながら徐々にカメラを抜いていきます。この際に、切除すべきポリープは切除しながら検査を終了します。
検査終了後は安静室に移動し、30分休んでいただきます。
検査を担当した医師より結果説明があります。
会計後、帰宅。
※ポリープを切除する場合、ポリープの大きさや場所によって、入院が必要か、帰宅可能かを医師が判断します。
※下血した際は、24時間対応しますので、お電話ください。対応が遅れると危険です。
1週間避けていただく行動
※入院となった場合は、基本1泊で翌朝には退院となりますが、ポリープの状況によっては2泊以上の入院が必要になる場合もあります。
入院となった場合の説明は当日詳しく行います。
※ポリープを切除した際、当院で使用する止血クリップはMRI対応の製品ですので、他院でMRIの検査を受ける際の支障はありません。
※大腸カメラの定期検査は、異常がなかった場合2~3年後、ポリープがあった・生検した場合1年後のフォローが必要と言われています。
次回検査の時期が近づきましたら、当院より葉書を郵送しますので、予約方法を確認してください。
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